き し ん

『揮心』

2006年

松屋産業

  

  2006年の経営方針のテーマは『揮心』です。『揮』はぐるぐると回すと言う意味を持っています。指揮と言えばお分かりでしょう。手先をぐるぐる回しているのが指揮者です。しかし、その責任と目的は重要です。したがって、『揮心』とはある責任と目的を持って心をぐるぐると回すことを表します。その速度は自分自身の適度な速度で良いと思いますが、時には速く、時にはゆっくりと臨機応変に回すことが必要です。

  ここで少し説明をしておきますが、心を回すとは、心の着眼点を一所に置くだけでなく必要に応じて移動してゆくと言うことです。たとえば運転をしているときには、前方に心を向けていることは当然ですが右や後ろや左にも心を向けなければなりません。そして、それは繰り返されるべきです。運転手は安全運転という責任と目的を担っているからです。

  私たちの日常の各職場に合わせてこの『揮心』を当てはめてみてください。注意力が散漫になりかけたときには心が回転していない可能性が大です。意識して心の回転力維持に努めましょう。当然ですが健全なる身体に健全なる心は宿りますので、『揮心』を発揮するためにはまず健康でなければなりません。貴重な一年間です。お互い健康に留意し邁進いたしましょう。

 

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